元のスカートは腰の位置に変わり、道乃漫は腰の部分を縫い合わせ、スカートの片側に自然な「A」字型の開きを作り、サテンリボンを交差させて結び、裾にリボンを結んだ。
サテンリボンはスカートの裾よりもずっと長く、道乃漫の脚の横に垂れ下がっていた。
元の黒いレザースカートは一気に赤と黒のコントラストに変わり、サテンリボンの装飾が加わって、デザイン性に溢れていた。
道乃漫が白いシャツを合わせて着終わると、詩川雅乃はこのスカートが元々どんな形だったのか忘れてしまうほどだった。
「もしCrisがいたら、きっとあなたを弟子にしたがるわ」と詩川雅乃は感嘆した。
彼女とCrisで完全なスタジオを形成できる。彼女がメイクとスタイリングを担当し、Crisが衣装スタイリングを担当する。
「素晴らしい!元より何倍も綺麗になった!」とヘアスタイリストも称賛した。