一方、道乃漫を見てみると、ファンの総数は多くないものの、コアファンの割合が非常に高く、道乃漫の性格とやり方を評価して集まった人々で、集結すると白泽霜乃のファンに引けを取らないほどだった。
さらに篠崎寧娴も掲示板やLINEグループ、Twitterなど、必要な拠点をすべて作っていた。
呼びかけると、多くの人が応じた。
ワッと大勢が白泽霜乃のTwitterに押し寄せ、他の言葉は一切言わず、ただ「明日会いましょう」という一言だけを投稿した。
たちまち、白泽霜乃のTwitterには他のコメントが消え、すべてがこの言葉で埋め尽くされ、整然と並び、コメントは増え続けていた。
白泽霜乃が梨沙にコメントを削除させても、彼らの投稿スピードには追いつかなかった。
「漫、一体何をしたの?みんながそんなに怖がるなんて?」夏川清未は好奇心を抑えきれずに尋ねた。