夜、久美は二人の間で寝ていた。
小さな子は一歳になり、ますます落ち着きがなくなって、寝るときは布団を蹴り上げ、両側をしっかりと押さえつけないと収まらない。
小さな子が寝付いてから、夏川清美と結城陽祐は横になった。
向かい合って、真ん中で熟睡している小さな子を挟んで、二人は一瞬驚いた後、一緒に笑い出した。
そのとき結城陽祐は携帯を取り出し、小さな子の手を真ん中に置き、自分がまず半分のハートを作り、そして夏川清美を見た。
夏川清美はすぐに理解し、もう半分のハートを完成させた。
カシャッ。
結城陽祐は片手で携帯を掲げてカシャッと一枚撮り、そして何年も更新していないWeiboにログインし、写真をアップロードして、「私たち三人」というコメントを添えた。
そして電源を切り、大小二人を抱きしめて眠った。