第458章 社長は俺、東山輝昭だ

東山輝昭は株主でもないのに、どうして要求する資格があるのか?

しかし、彼は東山グループの5パーセントの株式を持ち出したのだ!

東山裕でさえ東山グループの8パーセントの株式しか持っておらず、東山秀造は5パーセント、鴻野美鈴は2パーセントを持っている。

彼らの持株比率は少ないように見えるが、東山グループは巨大で、株主も非常に多い。

たとえ数パーセントの株式でも、それは巨額の富である。

東山裕の8パーセントは、東山グループ最大の株主だ。

しかし今、誰も予想していなかったことに、東山輝昭が突然5パーセントの株式を持ち出したのだ!

この5パーセントはどこから来たのか?!

彼はいつ、こっそりと東山グループの株式を買収したのか?

どこからそんな大金を調達して買収したのか?

東山秀造は先日、東山グループの株価が大暴落した時のことを思い出した。

きっとその時、彼は機会を見て買収したのだ!

しかし彼は5パーセントしか持っていないのに、どうやって彼らの15パーセントと対抗するつもりなのか?

すぐに、東山秀造たちはすべてを理解した!

株主総会で、なんと多くの人々が東山輝昭を支持していたのだ!

しかも支持率は47パーセントに達していた!

これを見れば、東山輝昭が裏で多くの株主を買収し、さらには一族の中にも支持者がいることがわかる!

彼らの理由は、東山輝昭は能力が優れており、おそらく東山グループをさらに発展させることができるというものだった。

なぜなら最近、彼らは皆、東山裕の独裁的な傲慢さに心を冷やされていたからだ……

彼らはもう東山裕に東山グループを率いさせることはできない。

もちろん、今は東山裕を選ぶ必要もない、彼は姿を消してしまったのだから。しかし、彼らは東山秀造も選びたくない、理由は彼が年を取りすぎており、地位を譲って余生を楽しむべきだというものだ。

どうせ東山輝昭も彼の息子なのだから、彼らが息子を支持するのは間違っていない。

だから彼らは当然のように東山輝昭を支持したのだ!

東山秀造側の支持者は少なかったが、彼らの株式は多く、53パーセントを持っていた。

すると、東山輝昭は東山裕の8パーセントは無効だと言い出した。本人が直接出席して投票しない限り、カウントできないと!