料理は多く、卵スープを含めて全部で八品もあったが、この見た目は……
真っ黒なだけでなく、油の艶も全くなく、上には細かい塩の粒が見えており、焼いたようなものもあれば、茹でてそのまま和えただけのようなものもあり、まったく見栄えがしなかった。
徐おじいさまは一瞥して、その老いた顔も震えた。
そばにいた徐おじいさまの弟子である行淵おじさんは、さりげなく咳払いをして、少し気まずそうだった。
景雲昭は黙って徐おじいさまの言葉を待っていると、徐おじいさまは「うむ、悪くない、さあ食事にしよう」と言った。
景雲昭は密かに舌打ちした。以前は徐おじいさまが行淵おじさんの料理を褒めることなどなかったのに、やはりこの黎少雲は客だから、寛容に接しているのだろうか?ただ、これを食べて体調を崩さないか心配だ。下痢止めを用意しておいた方がよさそうだ。