初夜

*注意!R-18の内容です。過激なシーンが含まれています!*

マーベリックは、彼女がその島について話した瞬間、彼女がロッサだと分かった。その島は父から彼への贈り物だった。島が開かれた日、招待されたのはわずか10家族だった。その家族の中で、ヘーゼル色の目をした小さな女の子を連れてきたのは、たった一人の若い女性だけだった。

マーベリックはその少女のことを覚えていた。彼が見たどの子供たちよりもずっと可愛かったからだ。それだけではなく、人の心を溶かすような笑顔を持っていて、島の人気者となったが、母親は過保護だった。

子供は遊び回るのが大好きだったが、マスクをした母親は正反対だった。そう、マスクをしていた。

島にいた全員の中で、マスクをしていなかったのは二人の子供だけだった。他の全員は滞在中ずっとマスクをつけていた。

ロッサが母親と喧嘩をした日、彼は通りかかった時に雨の中で歌う子供の声を聞いた。母親はそれを好まず、ロッサを叱った。イライラしたロッサは言い返して、母親から逃げ出した。

おそらく母親はロッサが寝てしまうと思ったから追いかけなかったのか、あるいは他の理由があったのかもしれないが、何であれ、マーベリックはそれが起きて良かったと思った。その理由のおかげで、彼はロッサと知り合い、一ヶ月の滞在中に友達になることができた。

初めてのキスは、意図的なものではなかった。彼は何かを渡そうとしただけだったが、彼女が予期せず振り向いたことで、唇が触れ合ってしまった。

二回目は、彼女が彼の上に倒れ込んで、唇が重なった。これも事故だった。5回全てがそうだった。まあ、これは冗談だ。彼が意図的にキスをした時もあった。特に彼女が眠っている時に。時には「偶然」キスを盗むような状況を作り出すこともあった。

ロッサはキスについて悪く思っていなかった。母親がよく自分にキスをしていたと彼女は言い、そのため毎回キスの後は彼に微笑んでいた。結局のところ、深いキスではなく、ただ唇が触れ合うだけだった。

母と子が急いで島を去った時、マーベリックは気付かなかった。気付いた時には既に遅く、島は沈みかけていた。

現在、二人は車の中で全裸だった。マーベリックの黒いズボンは足首まで下ろされ、ジェスリンは口で彼を咥えていた。