第132章 教授

私は微笑んだ。

空都が正式に設立された。

その後、私たちは別々に行動することにした。虎さんたちはオフラインを担当し、私はオンラインを担当することになった。

私の親権が叔父さんに移ってから、彼は毎年南野風に渡すはずだったお金を私の口座に振り込んでくれた。私には必要なかったけれど、叔父さんは姉と義兄への約束だと言って譲らなかった。だから私の資金は十分に余裕があった。

ゲームの代行プレイでお小遣いを稼いでいた頃から、私はネット上である程度の人気を築いていた。今から仕事を始めるにあたって、まずは私が知っている人たちに広告を出すことにした。

私の主な仕事は、クライアントのためにビジネス情報を収集・分析することだ。

私はコンピュータを学び、加藤真凜は経済学を学んでいる。私たちはちょうど学んだことを活かせる。まだ大学に入ったばかりだけど、早くから専攻する方向を決めていたので、基礎はしっかりしている。大学一年生のこの程度の課題は私たちには難しくない。