第507章:私は謝罪に来ました

このお金は全部彼女のものであり、しかも合法的に得たものだったので、彼女はすべて受け取った。

そして、このお金はほとんどがあのスポンサーからの贈り物だった。

彼女はただあのスポンサーがお金持ちだと思っていただけで、まさかあんなにお金持ちだとは思わなかった!

以前、藤原時央がくれた300万円と、契約後の収入、そして彼女が音声を売って少しずつ貯めたものを合わせると、もう1500万円近くになっていた。

彼女は今、お金を稼ぎたい、たくさんのお金を稼いで、母親に幸せに暮らしてもらいたいと思っていた。

もし可能なら、母親を海外に送り出すのが一番良い。

十分なお金を貯めたら、彼女はすべてを捨てて、母親と人生の最後の時間を過ごすつもりだった。

食事を終えると、森山緑は時田浅子を見て、「浅子、病院に残っていても母親には会えないわ。先に送っていこうか?」と言った。