鈴木音夢は慌てた表情で浴室に入り、そして見せかけるように生理用ナプキンを使用した。
数分後、鈴木音夢は浴室から出て、卓田越彦の側に歩み寄り、「入っていいわよ」と言った。
卓田越彦は今日ギプスを外し、全身がとても軽くなったように感じていた。
彼は手を伸ばして鈴木音夢の腰に腕を回し、彼女に導かれながら一歩一歩浴室へ入っていった。
久しぶりの大きな浴槽、彼もかなり懐かしく思っていた。
毎日体を拭いてもらっていたとはいえ、見るべき場所はすでに見ていた。
しかし、彼の上着を脱がせると、引き締まってセクシーな腹筋が露わになった。しかも彼の筋肉は引き締まったタイプで、見ているだけで魅力的だった。鈴木音夢は思わず何度も見てしまった。
彼が今は目が見えないことを知っていても、顔が赤くなるのを抑えられなかった。