第058章 小叔叔の教育方法4

書斎も、思うがままに振る舞える良い場所だった。

卓田越彦の目はすでに大まかな色を識別できるようになっていた。彼は突然、鈴木音夢を広い事務机の上に抱き上げた。

鈴木音夢は驚いて、反射的に彼の首に腕を回した。

卓田越彦は手を伸ばして彼女の顔を軽く撫で、彼女の額に軽くキスをした。「いい子だ、言うことを聞くんだよ」

卓田越彦がまた何かをしようとしていることに気づいた音夢は、急いで後ろに下がった。「やめて…」

「うん、いい子だ……」

彼はその革張りの大きな椅子に座り、音夢は机の上に座っていた。

卓田越彦の足の回復は順調で、一気に音夢を抱き上げることができた。

二人の間の息の合い方はますます良くなり、音夢の指示のもと、越彦はスムーズに彼女を抱えて浴室に入った。

服の件については、音夢はすぐに卓田越彦に洗脳されてしまい、彼の前で服が高価だということを口にする勇気もなくなった。