橋本智美子からメッセージが届いた:【秋田女神、私たちはみんなあなたの熱心なファンです。あなたの作品は全て何度も聴いています。新作を楽しみにしていますし、これからもずっと応援しています。】
【ありがとう。】
何かを思い出し、秋田結はもう一度橋本智美子にメッセージを送った。【あの日、上見おばあさんを迎えに行った後、すぐに病院を出ましたか?】
【はい、その時に秋田女神とゆっくりお話できなかったのが、私の最大の後悔です。】
橋本智美子は秋田結が単に雑談していると思い、秋田結への崇拝の気持ちを表すために絵文字も一つ添えた。
上見彪からメッセージが届いた。【秋田姉さん、智美子があなたを友達追加できたと言っていました。ありがとうございます。】
【二人は一緒じゃないの?】
【いいえ、私は友達と西小路通りの方で食事をしながら、投資先を見ているところです。秋田姉さん、いつか時間があれば、私と智美子でご飯をご馳走したいです。】