第392章 いつか私の息子になるかもしれない

秋田結は上野卓夫が小川雪由利をどう処分したのか知らなかった。

夜、彼女は知恵ちゃんと知心を寝かしつけ、お風呂から出てきたとき、鈴木亜弥から送られてきた写真を受け取った。

【結ちゃん、これは六年前の高橋晴子よ。あなたが興味を持ちそうだから、ちょっと見せてあげるわ。】

鈴木亜弥のメッセージの後には、最近流行っている絵文字も付いていた。

【うん、ありがとう。】

秋田結はメッセージを編集して返信した。

鈴木亜弥はさらにメッセージを送ってきた。【清彦ちゃんが知心を家に招待したいって言ってるの。ははは、結ちゃん、調整できるかしら?】

秋田結、【いいわよ。】

写真を開き、秋田結は鈴木亜弥から送られてきた写真を保存した。

何度も見つめた。

今の高橋晴子とは全く別人のようだった。

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