第460章 薬1更(4)

「へへ……パパ、ママと早く弟を作ってね。」

「うん。」

もしかしたら……

西村绘里のお腹には、もう赤ちゃんがいるかもしれない。

そう思うと、黒田真一の瞳はさらに深みを増した。

……

西村绘里が寝室に戻った後、先ほど黒田真一と競い合って、わずかに勝ったものの。

しかし、実際には、負けていたのは……ずっと自分だった。

西村绘里は目を伏せて……

今、寝室に戻り、頭上の透明なガラスを見ると……

夜には、ここは星と月の光に包まれる。

それなら昼間は、明るい太陽の光が差し込むことになる。

そう考えると、西村绘里は思わず顔を赤らめた。

自分は……

今、頭の中で一体何を考えているのだろう。

西村绘里は深呼吸をして、ハッとした……

そうだ、避妊……

自分と黒田真一は昨夜避妊をしなかったから、アフターピルを飲まなければ。