132 極品男神【ロマンチック、イベント進行中】_5

村上念美:「...」

なんて獣だ...

村上念美は藤原景裕の言葉を無視し、男の腕の中に寄りかかりながら、小声で言った:「私は昔からお風呂に浸かるのが好きで、水の中ではしゃぐのが...うーん、これは私の最高の夢を叶えてくれるわ。」

藤原景裕はそれを聞いて口角を上げ、淡々と言った:「僕の最高の夢を知ってる?」

「僕の最高の夢は...ここで...君を抱くことだよ。」

村上念美:「...」

なんて...

村上念美はその言葉を聞いて震えながら唾を飲み込み、藤原景裕の言葉に美しい瞳を大きく見開いた...

また下ネタを言っている。

村上念美はこっそり岸に逃げようとしたが、藤原景裕にすぐに手を上げられ、プールの壁と彼の胸の間に閉じ込められてしまった。

村上念美:「...」

温かい水滴が男の引き締まった胸から滑り落ちていく...男の完璧な曲線を描き出している。村上念美は唾を飲み込んだ。

触りたい...なぁ。

このアルバイトはモデルよりもいい体つきしてるじゃない...

「あの...落ち着いて...」

村上念美は試しに男の胸を押しのけようとしたが、藤原景裕は熱い視線を向け、大きな手で女性の小さな手を捕まえて唇に運び、キスをした。

「うん、今から獲物を捕まえるよ...」

村上念美:「...」

この男の目は明らかに獣の目だわ。

飢えた感じを放っている...

村上念美の上着はすでに藤原景裕によって脱がされていた...村上念美は手を伸ばして隠そうとした。

藤原景裕は村上念美が恥ずかしそうに顔を赤らめる様子を見て、口角を上げた。

この程度の気骨か。

村上念美は着て来る勇気はあったのに、今は恥ずかしがっている。

藤原景裕は軽く笑い、熱い目で、すぐに村上念美を腕に抱き寄せた。

村上念美:「...」

村上念美はすでに頭がくらくらしていた。

もともと温泉の温度は低くないし...

ああああ...

目の前の男性の色気にどうすればいいの?

村上念美はしばらく考えた...うん、反撃だ。

そう思うと、村上念美は積極的に小さな手を伸ばして男の首に巻き付け、男のキスに応え、どんどん深いキスを交わした。

温泉全体に甘い雰囲気が広がった。

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