147 お前は私に弄ばれる娼婦に過ぎない_5

かつて彼女は自分の信念であり、自分の希望だった。

自分にとって唯一の光だった。

今は...何でもなくなってしまった。

彼女は知っているのだろうか...自分がどれほど怒っているのかを。

彼女を信じたばかりに、仲間たちが惨殺されたことへの怒り...

結果...今、彼女は目の前にいるのに、本当に彼女を殺すことができない。

村上佑城はまるで怒りで理性を失ったかのように、胸元のシャツのボタンを一つずつ外し始めた。

そして男の引き締まった胸が露わになった...

村上佑城は訓練のおかげで体格が非常に良かったが、その引き締まった腰の上には、傷跡が点在していた。

刀の傷、銃の傷...

笹木愉伊の瞳が少し暗くなった。

かつて...自分は男の傷に触れ...痛くないかと尋ねていた...

あの時...自分の気持ちは本物だった。

すべてが偽りだったわけではない。

しかし今は、時が経ち、状況も変わり、もはや何も説明できなくなっていた。

村上佑城は最初はまだ忍耐強くボタンを外していたが、やがて大きな手で一気に引き裂き、シャツを脱ぎ捨てると、身を屈めて再び笹木愉伊の赤い唇を噛んだ。

それは噛むというより、食いちぎるようだった。

笹木愉伊はすぐに口の中に血の味が広がるのを感じた。すべて自分の血だった。

血の匂いが男の獣欲を刺激していた...

熱い息遣いは、まるで自分を生きたまま飲み込もうとしているかのようだった。

男は必死に自分の感情を発散させていた。

自分はどうすることもできず...ただ耐え、また耐えるしかなかった...

...

あまりの痛みに、笹木愉伊は目を見開いた。頭上の...鏡に二人が絡み合う姿が映っていた。

彼は鏡で自分に見せつけているのだ、今何をしているのかを...

そして自分がどのように玩具として男に弄ばれているのかを。

「笹木愉伊、俺がどれだけのことができるか...お前はよく知っているはずだ...三年前、俺がお前に愛情を注いでも受け入れなかった。なら...モードを変えよう、お互いに苦しめ合おう」

そう言うと、村上佑城は制御を失った野獣のように、女の首筋を激しく噛みながら、どんどん下へと...

笹木愉伊は男が何をしようとしているのかを知っていた...突然、なぜか目に涙が浮かんだ。