青木朝音の目に宿った決意の光は、瞬く間に自信に満ちた輝きに変わった。彼女の口調は疑いの余地がなかった。「百パーセントです」
「よし、今回だけ信じてみよう」北川蒼涼は真剣に彼女の目をしばらく見つめた後、ようやく頷いた。
「蒼涼さん、だめです、九斗は日光に当たれないんです」
林田芸乃歩は慌てて、焦りながら彼の袖を引っ張り、顔には深い心配の色が浮かんでいた。
「本当に彼女に九斗の治療を任せるつもりですか?後悔しないでくださいね。先に言っておきますが、いったん九斗を日光に当てたら、彼の症状はどんどん悪化して、そうなったら神様でも治せなくなりますよ」
真田千晴は北川蒼涼が詐欺師を信じるのを聞いて、顔色が悪くなり、不満げに忠告した。
案の定、彼女のそんな忠告に林田芸乃歩はさらに焦り、急に強い口調になった。「だめです!九斗は絶対に日光に当たれません!」