第357章 行こう、もっと楽しい場所に連れて行くよ

東川陽華は藤原輝矢が自分を連れて周辺を散策し、観光スポットを巡ったり、ショッピングをしたり、美味しいものを食べたりすると思っていた。しかし、藤原輝矢は帝都の幼馴染たちに電話で誘いをかけ、結局彼女を郊外のプライベートクラブに連れて行った。

内装から見ると、クラブの格式は間違いなく高く、設備も充実していて、ゴルフコース、テニスコート、温泉プール、そしてボウリング場まであった。藤原輝矢と彼らが待ち合わせた場所は地下1階のボウリング場だった。

彼らが到着した時、数人の幼馴染はすでにそこにいた。藤原輝矢の幼馴染たちは皆、遊び慣れた二世で、ビジネスでお金を稼ぐことに興味がある以外に、二番目の趣味は女遊びだった。

彼らの傍らには、一様に美女が寄り添っていた。美女たちは皆、派手な化粧をし、火照るような体つきで、腰は水蛇のように細かった。中には遠慮のない者もいて、他の人がいようといまいと、他の人の前で女性の伴侶と戯れ始めた。