第115章 俺は他人に触らせたことないのに、お前は触らせるのか

三人の給仕をしていた少年たちは、顔見知りであり、雰囲気が良くないことを察して、三人とも賢明にもすぐに立ち去った。

正規のサービスとはいえ、他人の家庭の問題に関わる必要はなかった。

陸橋北都の顔色は険しく、陸橋景陽はベッドから素早く飛び降り、笑顔で言った。「兄さん、どうしてここに？」

「きっと仕事で疲れてるから、リラックスしに来たんでしょ？兄さんはこの店の常連なの？よかったら、マッサージ師を紹介するよ。後で僕が支払いするから。」

「兄さん、男性セラピストがいいか、女性セラピストがいいか？男性の方が力強いけど...でも兄さんは男に触られるの嫌いだから、やっぱり女性にしようか！11番はいいよ、肌が白くて美人で脚が長い、それに胸も大きいし。」

陸橋景陽はペラペラと喋り続け、まるで後藤澄玲と周田北亜がその場にいないかのようだった。さらに、先ほど陸橋北都のことを信頼できないと陰口を叩き、後藤澄玲と陸橋北都を一緒にさせるべきではないと言ったのが自分ではないかのようだった。