島国の修練者たちは「華夏の守護者」李炎黃が現れた後、目に敵意を露わにしていた。
一方、華夏の配信ルームでは。
国内のネットユーザーたちは李炎黃が御剣飛行し、優雅に現れる超然とした姿を見て、抑えきれない興奮が配信ルームの無数のユーザーたちの心に激しく響き渡った!
:「御剣飛行!我々の仲間だ!!我々華夏の修仙者がついに現れた!!興奮する!」
:「御剣飛行は確かに最高にかっこいい!生きているうちに、本物の御剣飛行を目にするとは思わなかった!感動だ!!」
:「我々の華夏には本当に剣仙がいたんだ!これからの戦いが楽しみだ!この配信最高!今夜は絶対に徹夜で配信を見続けるぞ!早く戦いが始まってほしい!」
……
韓国の配信ルーム。
:「これは間違いなく我々の仲間だ!我々韓国の修練者は本当に凄い!この登場シーンかっこよすぎる!」
:「誰か画像加工できる?我々の国旗を飛剣と服に合成して、世界中のネットユーザーに我々韓国の修練者がどれだけかっこいいか知らせよう!」
…
島国の配信ルーム。
:「華夏の修練者だ!!くそっ!あの登場シーンで全ての注目を奪われた!!」
:「我々の修練者は華夏の修練者と何か確執があるようだ、彼らの目つきがおかしい!」
:「我々の修練者は五、六人いるが、華夏の修練者は今のところこの一人だけだ。誰が誰を恐れるというのか!戦えないなら出てきて一緒に戦おう!」
スフィンクスの上空で、島国の修練者たちが殺気を含んだ目で剣拔弩張の状態になり、各国の配信ルームでもこの問題に気づいて議論が沸き起こっていた時。
スフィンクスの下の洞窟からまた何度か咆哮が聞こえてきた。
この時。
スフィンクスの下の洞窟内から、先ほどまで次々と飛び出してきて死んでいった巨大な鳥や異獣は、もう見えなくなっていた。
この漆黒の洞窟が、突然静かになったかのようだった。
空中では。
集まった修練者たちは、この光景を見て、むしろ眉をひそめ始めた。
異常があれば必ず何かがある!
目の前の洞窟の異変に、光明會の會長ダールと他の光明會のメンバーたちは十二分の警戒心を持った!
先ほどの三星修練者の実力を持つ巨大な白虎が現れる前も、この洞窟はほぼ同じような状況だった。