第195章 私の今日の運は良いね?

どうしよう?

宋書航は悩んでいた——どうやら九洲一号群の先輩たちに助言を求めるしかないようだ。

彼は携帯電話を取り出し、九洲一号群を開き、頭の中で言葉を整理し始めた。先輩たちにさっき起こったことをどう説明し、解決策を求めようか考えていた。

宋書航がチャットボックスに入力しようとした時、友達表から連絡が入った。

IDは三日の小僧で、通玄大師の俗家の弟子だった。

前回、宋書航に「精神焼き印術」「焼き印感応法」「臨時制剣術」の三つの術法の圧縮ファイルをリモート送信してくれた人物だ。

おそらく三日兄の送信ミスだったが、送られてきた「臨時制剣術」のおかげで、宋書航は数日前に「蘇氏阿十六」を暗殺しようとした暗殺者を倒すことができた。

「書航、いるか?」三日の小僧が尋ねた。

「はい、三日兄、何かご用でしょうか?」宋書航は素早く返信した。

「さっき九洲一号群で鬼将軍の封印方法について聞いていたって聞いたんだが?」三日の小僧は尋ねた。彼は九洲一号群には入っていないが、通玄大師との関係があるため、群内の出来事をある程度知ることができた。

「三日兄は鬼将軍の封印方法をご存知なのですか?」宋書航は苦笑いしながら言った。「でも遅すぎました。その鬼将軍はもう私が倒してしまいました。」

「なんと残念だ...」三日の小僧は心を痛めながら言い、続けて尋ねた。「書航、その鬼将軍はどこで出会ったんだ?鬼将軍がいる場所なら、他にも怨念の霊や鬼兵がたくさんいるはずだが?鬼将軍が一体だけということはないだろう?」

三日の小僧は最近、ある仏教の神通力を修練していた。この神通力には多くの鬼化け物を集め、仏塔に封じ込める必要があった。そして、経を唱えながら少しずつ鬼化け物を済度し、純粋な霊魂に変えていく。最後にその純粋な霊魂を使って仏塔を凝縮するのだ。

仏塔が完成すれば、「仏渡宝塔」の神通力と組み合わせることで、一撃で敵を封じ込めることができる。その威力は、道家の「袖里乾坤」法術に匹敵するものだった。

しかし最近では、単体の怨念の霊なら見つかるかもしれないが、大量の怨念の霊を見つけるのは容易ではない。中国は長年平和が続いており、大きな戦争は起きていない。