「よう、あいつがついにオンラインになったか?」三日師兄はニヤリと笑い、高く飛び上がり、空中で華麗な360度大回転をした後、逆手でボールをゴールに叩き込んだ。
見事なダンクシュートに周りの師兄弟たちから喝采が上がった。
「交代、交代~くそっ、今のでほとんど腰を痛めるところだった、このポーズはキツすぎる。真気を使わないなら、180度回転だけで十分だな。話は変わるが、師匠にもっと頑丈なバスケットコートを作ってもらわないとな、真元、霊気が使えるような、そうすれば俺たちももっと盛り上がるぜ!」三日師兄は腰をひねりながら、ハハハと笑って弟子の一人と交代した。
それから彼は自分の携帯電話を手に取り、宋書航にメッセージを送った:「書航師弟、オンラインになったね!昨日電話したけど電源切れてたよ、今白先輩と一緒にいるの?」
宋書航はすぐにメッセージを受け取り、返信した:「へへ、三日師兄すみません、昨日ちょうど電池切れてました。今日家に帰ったところで、白先輩はすぐ隣にいます。」
「ハハハ、白先輩に座標を確認してもらって、飛剣で『不動金剛身』の補助功法を送るよ。」三日師兄は笑いながら言った。
飛剣で送る理由は、電脳で直接'功法'を送信せず、功法というものは100%の秘密保持が必要で、絶対に漏れてはならないからだ!
ネットワーク送信は便利で迅速だが、漏洩のリスクがある。だから、ネットワーク送信は重要でない精神力運用の小技のような小さなものを送るだけに使われる。例えば以前、三日師兄が宋書航に送った「烙印感応法」、「精神焼き印術」、「臨時制剣術」などだ。
真の修真功法は、実体的な送信方法を通じて行わなければならない。さらに、送信に使うUSBメモリにも幾重もの封印を施し、盗まれないようにする必要がある。
「了解、白先輩に伝えます。」宋書航は返信し、同時に尋ねた:「三日師兄、そちらに「充電術」の使用方法はありませんか?」
三日の小僧:「充電術?ああ、確かにそんな小さな法術があったな。でも、その法術を学ぶ前に、まず自分の体内のエネルギーを雷系の力に変換する必要がある。二品真師に昇進してからの方がいいだろう。それに、君は「九洲一号群」にいるだろう?その小さな法術は確か「九洲一号群」のある先輩が発明したもので、群空間にその法術の修練方法があるかもしれないよ。」