ジャン・フェは白いシャツと黒いサスペンダー付きパンツを着て、一生懸命に足を踏み出して姜附离についていく。
一人は大きく、一人は小さく、道行く人々の視線を引きつけていた。
大礼堂の入口では、学生会の人々がチケットを確認しており、路晓晗に挨拶しようと思って笑ったが、前方にいる人物を一瞥したとたん、声をぐっと抑えた。
礼堂の中へは、路晓晗はニンシャオと一緒に入ることはできなかった。
ニンシャオと姜附离の二人が中に入るのを見てから、彼女はようやく安心した。
"あの人は誰だろう?" 学生会の人間がようやく声を出した。「きっと校長が招いた偉い人物だと確信している」
校長とチェンヂュたちは何で来てないのだろう。
路晓晗は、白蔹を待って玄関にいた。
待ち時間はあっという間だった。
校庆は8時からはじまり、7時40分に白蔹が纪衡を連れて現れた。