第378章 狂気の葉辰!(4/10)

しかも、白長老の一人娘は今や生死不明であり、彼は葉辰を自らの手で殺し、心の恨みを晴らさねばならなかった!

片腕を失ったとはいえ、この小僧如きに敵うはずがない!

そして葉辰が出手した時、彼はすでに葉辰の境地を見抜いていた。気動境に過ぎないのだ!

離合境にすら達していない!

恐れることなどない!

この小僧は秘法を失い、今や屠られを待つ子羊に過ぎない!

「死ね!」

白長老は指で印を結び、掌中に赤い古い符文が現れた。

符文が回転し、直ちに掌印を形成し、躊躇することなく虚空の掌が葉辰に向かって襲いかかった!

葉辰は当然白長老の出現に気付き、冷笑して言った:「ちょうどお前を探していたところだ。来たからには、永遠にここに留まれ!」

言い終わるや否や、葉辰は一撃を放ち、掌印は粉々に砕けた!