第396章 お前など何者だ!(6更新!)

離合境と気動境の差は天と地ほどの開きがある!そして蒼龍幻身決は離合境になってはじめてその強さを発揮するのだ!

皆が突風に襲われたと感じた時、葉辰はすでにその江家の強者の目の前に現れていた!

五本の指が空気を引き裂くように、その者の首を掴んだ!

「龍には逆鱗があり、触れれば死あるのみ。お前は死ぬべきだ」

その者は目を見開き、全身に気が漲り、反撃しようとしたが、遅かった!

葉辰の真気が爆発し、相手の首は即座に折れた!血飛沫が散り、凄まじい光景となった!

一つの死体がそのまま江海山と老婦人の前に投げ捨てられた。

挑発!

露骨な挑発!

誰が想像できただろうか、この葉辰が寡勢の状況でもこのように攻撃し、さらに易々と一人を殺せるとは!

遠くにいた江剑锋は目を見開き、まるで彫像のようだった。