葉辰が不滅の主を見つめ、話そうとした瞬間、不滅の主は腕を振り、一つの丹鼎が直接葉辰の前に浮かび上がった。
「弟子よ、今のお前の心中は分かっている。この数日間、私はその半分の太古虚実丹を観察してきた。この丹薬は今の私の力では到底調合できない。唯一の方法は、お前の手を借りることだ」
「私は生涯で多くの道に長けていたが、最も得意としていたのは丹薬の調合と器具の製作だ」
「お前がこの二つを習得すれば、良いことこそあれ、悪いことは何もない」
「私の力がどれだけ持つか分からないが、できる限りのことをしよう」
「今、目を閉じなさい。丹薬調合の心得を伝授しよう。これによって、お前は丹薬の道をより遠くまで進めるはずだ。ただし、より多くのことは自分で悟っていく必要がある」
言い終わると、不滅の主は葉辰の前に現れ、一本の指を葉辰の眉間に当てた。
瞬時に、強大な情報の流れが押し寄せてきた。
無数の丹薬調合の光景が脳裏を駆け巡る!
それだけでなく、上古の丹方の数々も!
古めかしくも神秘的だ。
葉辰の頭はほとんど爆発しそうだった。
彼には分かっていた。これらのもののほんの一部でも、崑崙虚のオークションに出れば、無数の勢力や宗門が血眼になって争うだろう。
あまりにも貴重すぎる!
しばらくして、不滅の主は手を離し、淡々と言った。「これらのことは、ゆっくりと理解し、感得するがよい。今のお前にとって、最初にすべきことは太古虚実丹の調合を試みることだ」
「太古虚実丹の材料は輪廻墓地にすべてある。この丹薬の調合法は極めて複雑で、少しでも間違えれば丹薬に反噬される。くれぐれも注意せよ」
「もし反噬されれば、今の私の実力ではお前を救えないかもしれん!だから、毎回の調合には全神経を集中させねばならない!」
葉辰は頷き、脳裏にはすでに太古虚実丹の丹方が浮かんでいた。
彼は目の前の丹鼎を見つめ、瞳を凝らし、表情を引き締めて、両手を丹鼎の上に置いた!
同時に九天玄陽決を運転させ、一筋の真気が腕から溢れ出し、さらに丹鼎の中へと狂ったように注入された。
「轟!」
一筋の炎が突如として形成された。
「弟子よ、まだ足りん!この程度の炎では太古虚実丹を凝結させることはできない!」
葉辰もそれを理解し、躊躇わず腕を広げた。「血竜、来い!」
輪廻墓地に瞬時に竜の咆哮が響き渡った!