第721章 紅塵を斬り滅ぼす！（1更）

「そして今回、私は医神門を崑崙虚の頂点に立たせる！」

「医道が衰退した？武道が尊ばれる？今日から、私、葉辰がこの状況を変えてやる！」

「屠殺者にならなければ、子羊となるだけだ！」

この瞬間の葉辰は豪気万丈で、手の中の玉璽も眩しい光を放っていた。

しかし崑崙虚に戻った後、彼が最初にすることは天才の戦いについて心配することではなかった。結局のところ、その日までにはまだ時間があった。

彼がより心配していたのは師匠の行方だった。

母親と全員を安全に配置した後、玉蒼山の殺戮の地へ行くつもりだった。

葉辰が考えていた時、輪廻墓地から突然老人の声が響いた！

「弟子よ、入ってきなさい！」

葉辰はハッとして、それが段雷仁の声だと気づいた。

もう躊躇わず、彼は直接意識を輪廻墓地に入れた。

百の墓碑の中で、段雷仁が中央に立って待っており、葉辰が現れるのを見て初めて振り向いた。

葉辰も段雷仁の体がやや薄暗くなっていることに気づいた。おそらくそう遠くない将来、消えてしまうだろう。

「師匠！」

段雷仁はうなずき、そして言った：「弟子よ、一つ聞き忘れていたことがある。前回、お前は不滅の主と一緒に太古虚実丹を調合したのか？」

葉辰はようやく思い出した。段雷仁は以前、太古虚実丹について何度も言及していた。

この丹薬は段雷仁を実体化させ、さらに輪廻墓地の制限を突破できるという。

葉辰は急いで玉の小瓶を取り出した。

前回調合した六つの太古虚実丹のうち、父親に二つ服用させ、残りは四つだった。

「師匠、これが前回私と不滅の主が調合した太古虚実丹です。品質はそれほど高くありませんが、師匠のお役に立てるはずです。」

段雷仁は玉瓶を見て、瞳が少し切迫した様子で、五本の指を握ると、玉瓶は瞬時に段雷仁の手の上に現れた。

玉瓶が開かれ、濃厚な薬の香りが漂い、その後段雷仁は指を一振りすると、四つの太古虚実丹が彼の前に浮かんだ。

「よし、よし、よし！」

段雷仁は三度「よし」と言い、その太古の目を葉辰に向け、興奮して言った：「弟子よ、お前はこの中の三つの丹薬を私にくれないか？これは私にとって非常に有用だ！一度この三つの丹薬があれば、私は崑崙虚に三日間滞在できる！」

「三日後、私は時間を延長する方法を見つけることができる！」