第765章 罪!(三更!)

葉弑天の恐怖はますます大きくなっていった!

武者には道の心がなく、ただ命乞いをすることしか考えず、抵抗しない!

こんな者たちがどうやって阻止できるというのか!

葉辰はこれらの者たちを見て、冷笑し、斬龍問天剣を高く掲げた!

蒼穹の雷雲から雷電が狂ったように降り注いだ!

まるで雷神のようだ!

「狂煞黒虎よ、命じる!殺せ!一人も残すな!」

葉辰の眼から冷たい光が放たれ、まるで雷点が飲み込むかのようだった!

「轟!」

葉辰の怒号の下、気息が頂点まで高まった千頭以上の狂煞黒虎が急速に現れた!

瞬く間に数十人の強者たちを飲み込んだ!

咆哮の声!怒号の声!命乞いの声!抵抗の声!完全に響き渡った!

まるで一筋の血の光が、天地の威を携え、押し潰すように下ってきた。

抵抗する者もいて、数頭の狂煞黒虎を斬り殺したが、それが何の役に立つというのか!

彼らはまた狂煞黒虎に飲み込まれるだけだ!

ずたずたに引き裂かれ、血液が染み広がっていく!

「あああ……」

血肉が飛び散り、白骨が露わになり、寸断され、無数の修錬者の悲鳴が心を引き裂いた。

この殺戮の地は葉辰によって死の旋律が奏でられているかのようだった。

どれくらいの時間が経ったのかわからない。

おそらく十秒か、一分ほど。

世界全体が静かになった。

悲鳴は突然止んだ。

濃厚な血気が広場全体に漂っていた。

見物していた修錬者たちはもはや耐えられず、一斉に嘔吐した!

彼らは多くの殺戮の戦いを見てきたが、これほどまでに圧倒的で惨絶な戦いは見たことがなかった!

彼らが葉辰を見ると、葉辰は彼らを見ていなくても、彼らは息ができなくなった!

これこそが気場だ!

殺戮の神、葉弑天の気場!

一陣の冷たい風が吹き、全ての人が思わず身震いした。

ほとんどの人が葉辰を直視する勇気がなかったため、誰も死の地から血気が全て葉辰の体内に流れ込んでいることに気づかなかった。

血竜はまるで狂喜しているようだった!

葉辰はもちろんそれを感じ取り、つぶやいた。「この血気は血竜にとって最高の養分だ。このまま続けば、おそらくそう遠くない内に、血竜は完全に実体化するだろう。」

「しっ。」

突然、葉辰は眉間に鋭い痛みを感じた。

手で触ってみると、眉間の異変を感じ取った。

なんとあの邪物だ!