132 ダンスパーティ(上)_1

……

「それにしても、少女を誘惑するなんて、ゼラがやるべきじゃないか?彼は本物の魔法使いだからさ!」

マシューはもう一度断ろうとした。

レイガはまるで悁然としているように見えた:

「どうしてそんなに冷たいんだ?」

「ゼラが一人でローリングストーンズタウンの大小さまざまな問題を背負っているんだ、我々が彼の悩みを分けて解決すべきじゃないのか?」

「それに、南方の戦争の不透明な状況が続いている。彼は今日、南方の状況を見るために南貿易ステーションに行ってしまった。今夜、帰ってくる時間があるかどうかはわからない」

「だから決まりだ、私がアレンナさんを説得し、あなたがリトルジュディを説得するんだ」

レイガがそう言った。

マシューは他の言い訳を見つけられず、仕方なく承諾した。

「それにしても、あなたが建てた墓地は風情があるね。ただ、トイレの位置はちょっとおかしい。どうしてトイレを真ん中に設置するんだ?」

レイガは安堵の表情を浮かべ、ついでに一言付け加えた。

マシューの神経が一瞬で張り詰めた:

「あなたが言うトイレって、どれを指してるの?」

レイガは振り返って、背後のネガティブエネルギーファウンテンを指した:

「それじゃないのか?」

マシューは初めてこの男がベルトを手に持ち、頬が微かに赤くなっているのに気づいた。

「お前、酒飲んでるのか?」

マシューの声音が思わず一オクターブ上がった。

「うん、午後にちょっとだけ飲んだ。最近、問題が多すぎてイライラしてたんだ」

レイガは頬を叩いた:

「でも心配しないで、頭は冴えてるよ!」

「実を言うと、さっきちょうどトイレに行こうと思ったところで、まだ尿を出す前にゾンビたちが自分に突っ込んできて、びっくりして逃げ出したんだ。それに、あなたはしっかり自分の部下たちにマナーを教えてくれないとね!」

マシューは一息つき、真剣に言った:

「あの場所はトイレではなく、負エネルギー次元から来た噴水なんだ。私のゾンビたちに感謝すべきだよ。もし違った場合、片手を震わせてしまったら、アレンナごのことは二度と考える必要がなくなってしまうだろう」