「185 第三の謎の錠」

……

マシューは明らかに学べないようだ。

理論上では、死霊魔道士は肉体で罠に突っ込むのに最適な職業のようである。

しかし、実際の操作面ではそんなに簡単ではない。

スカルもゾンビも、その生命はあまりにも脆く、低級な不死者は最多で一つの罠しか触発できない。

そしてスパイダートンネルのような罠が集中する場所では、召喚物を一つ一つ使って探索するのにどれだけの手間がかかるかわからない。

高位アンデッドに関しては、一般の死霊魔道士は、彼らが肉体で罠のダメージを受けることを惜しむ。

したがってマーガレット除去法は現段階のマシューには適していない。

これを行うよりも、先に罠解除に精通した盗賊を雇う方が良いだろう。

そうすればコストもより低く抑えられる。

しかしマーガレットにとっては、460万ゴールドコインの力で彼女は伝説以下のどんな罠も完全に無視できる。

工兵としての仕事は完全に大材小用だ。

その時。

マーガレットは先に進む。

マシューは遠く後ろからついていく。

罠が密集している地域を過ぎるまで、彼はマーガレットの歩みに追いつかなかった。

スパイダートンネルの中の道は歩きやすくはない。

二人は並んで進んでいく。

時間が一分一秒と過ぎていく。

道中があまりにも退屈だったため、二人は何気なく雑談を始めた。

そしてマシューがマーガレットにブラッドフラッグ王国についてどれだけ知っているかを尋ねた時。

彼女はすぐに詳細に語り始めた:

「ブラッドフラッグ王国の歴史は連盟内部で非常に詳しく記録されており、大図書館にはブラッドフラッグ王国に関連する書籍を保存するための専用の小セクションまである。

この国の最初の創始者はメフィストという人物に遡ることができる。

彼は地獄の第三層「間隙の秘密」の高等悪魔で、欲魔女王グレイアの愛人兼侍衛だった。

天倫宮昇る典の後。

天災の魔法使いが一度プルガトリーを訪れ、一言で九つの地獄の主バートをプルガトリーの第九層の「生命の橋」の下に打ち倒し、神孽たちとともに封印された。

バートの半分の陥落はプルガトリー位面の歪みと裂変を引き起こした。

その後、数百年。