「171 戦闘反射(月票を求める)_5」

マシューは目を離さずにその物体を凝視していた。

彼女に「うろちょろするな」と言いたいのに、言葉が口から出てこなかった。

……

「ヒント: あなたの仲間ペギーがあなたにミスリルを一つ渡してきた!」

……

「さっき、何か私に言いたいことがあるように見えたけど?」

ペギーは食事を準備しながら、疑わしげにマシューを見た。

マシューはそのミスリルを受け取り、咳払いをしてから厳粛に言った:

「次に出かけるときはアビンを連れて行って。」

「絶対に注意して、潜在的な敵を家に連れ込まないで。」

「それと、一番大事なこと——

次にこういうものを見つけたら。

近くをしっかり探してね。」

……

翌日の朝。

マシューはいつものように領主の邸宅に行った。

今日はゼラがいなかった。

噂によると、高葉優越の方が風雲急で、彼は国境のケヴィン村に状況を見に行ったらしい。

オフィスには不安なレイガと元気のないマシューしかいなかった。

レイガの不安はシーバから来ていた。

シーバの異常を調査するためには、彼は一度地獄に戻る必要があった。

目下、少し故郷に帰る前の緊張感が漂っていた。

マシューの元気のなさは、頭の中にもうすぐ生成される能力がずっと詰まっているためだった。

本来なら薬の効果で、小さな戦闘でその能力を直接覚醒できるチャンスがあった。

しかし、黄玉ドラゴンに遭遇した後、事態は少し制御不能になった。

その後、スポア協会で多くの利得を獲得したが。

だがその能力は確かにそこで詰まっていた。

マシューは昨晩ほとんど徹夜で試した。

しかし、どうやっても。

出てこないものは出てこなかった。

これにはさすがに、彼は落胆せざるを得なかった。

午前中ずっと、マシューはひっきりなしにあくびをしていた。

昼頃。

彼は機会を見つけてこっそり逃げ出そうと思った。

結果、今日はレイガが昼寝をしなかった。

彼は部屋から出てきて、手に精緻なデザインの小さな円形の盾を持ち、マシューのオフィスに来た。

レイガは言い出した:

「すぐにプルガトリーに行くので、しっかり準備をする必要がある。以前の冒険用バッグの中でこれを見つけたんだが、理論上は魔法免疫の盾で、すべての魔法を跳ね返せる。しかし、年月が経って品質が低下しているかもしれない。」