屠仙教内は一面荒廃した景色が広がっていた。
その屠仙教の大殿の中には、一人の青年が座っており、その前には数え切れないほどの内丹が並べられていた。
次々と内丹を吸収していくにつれ、秦玉は一品武侯から二品へと踏み出すことに成功した。
彼はゆっくりと目を開け、思わずため息をつきながら言った。「ここでは時間の流れすら感じられない。」
俗世は素晴らしく、修行は退屈なものだ。
彼は目の前にそびえ立つ大門を見つめ、外の生活に憧れを感じ始めていた。
「内丹はまだ一万個近く残っている。まずはこれらの内丹を吸収し終えてからにしよう。」秦玉は仕方なく首を振り、修行を続けるしかなかった。
碧月山荘内では、常莽たちはすでに碧月山荘の一員となっていた。
常莽は聖体として、その実力は言うまでもなく、若い世代の中で彼に勝てる者は少なかった。