第705章 秘境に入る

夏航は眉をひそめて言った。「秘境を開く方法?それは機密事項だから、今のところ分からないんだ。」

「でも、この学院が設立できれば、必ず秘境を開く方法を手に入れられるはずだ。」

秦玉はほっと息をついて、笑いながら言った。「分かった、早めにこの学院を設立してくれ。」

夏航は承諾の声を上げた後、尋ねた。「君も参加しないか?」

「俺?やめておくよ、あの坊ちゃんたちとは仲が良くないからな。」秦玉は苦笑いしながら言った。

「それは残念だな。京都武道協会の蔵経閣にはいいものがたくさんあるのに。」夏航は言った。

「蔵経閣?」その言葉を聞いて、秦玉は即座に考えを変えた。

急いで言った。「参加する!俺の名前も登録してくれ。」

この蔵経閣に対して、秦玉は非常に興味を持っていた。

そこには多くの術法があるだけでなく、武道界の歴史も記されているのだ!