双方の気炎が急速に高まり、ついに、秦玉の拳が先に握り締められ、金色の光が瞬時に爆発した!
半歩武聖である顧星河はもちろんこの細部を見逃さず、すぐに手のひらを上げて迎え撃った!
「ドーン!」
爆発音が、たちまち京都武道協会全体に響き渡り、まるで大地震が起きたかのようだった!
「ドンドンドン!」
顧星河は連続して三歩後退し、ようやく体勢を立て直した!
一方、秦玉は気炎が少しも衰えることなく、その厚みは人を震え上がらせるほどだった!
シーッ!
周りの人々はこの状況を見て、思わず冷気を吸い込んだ!
顧星河が負けた?!
単純な衝突だけだったが、それでも二人の実力差は明らかだった!
顧星河の表情は一層険しくなり、冷たく秦玉を見つめながら、目を細めて言った。「確かに実力はある。だがそれがどうした!」