八字髭は咳払いをして、言った。「陰気の強い場所は、通常戦場であり、戦場で最も出現しやすいものは何か?それは当然、遺された宝だ!」
「宝があれば、必ず奪いに来る者がいる。そのため、陰気の資源も一定の削減を受けることになる」
秦玉は少し焦って言った。「そんな無駄話はやめて、簡単に言ってくれ」
八字髭は秦玉を一瞥し、神秘的に言った。「私は大規模な戦場をいくつか知っている。そこは陰気が強すぎるため、封印されていて、誰も近づけない」
「どこだ?」秦玉は急いで尋ねた。
八字髭は首を振って言った。「諦めなさい。そんな場所は、武聖でさえ行けない」
「かつて武聖がそこに足を踏み入れたが、入った途端に灰となってしまったという」
秦玉はそれを聞いて、思わず冷や汗をかいた。
わずかに芽生えた希望も、瞬時に消え去った。
「武聖でさえ瞬時に灰になる?」秦玉は眉をしかめた。
「ああ」八字髭は頷いた。
「しかも、それらの大戦場は封印されているため、具体的な場所も失われてしまった」
秦玉は少し気落ちして言った。「それじゃ無駄な話だな...」
八字髭は手を広げて言った。「修行がそんなに簡単なら、価値もないだろう」
確かにそうだ。現代で最も不足しているのは霊気の資源だった。
大部分の資源は京都武道協会に掌握され、残りの資源は蝿の肉同然、わずかしかない。
「秦玉よ、本当の資源は、やはり各世家の手の中にある」この時、八字髭は話を変えた。
「私を探すより、トップクラスの武道世家を探した方がいい。彼らは私より多くを知っているはずだ」
秦玉はうんと言って、八字髭を見つめ、低い声で言った。「そう言えば、やはり京都に行かなければならないな」
「その通りだ」八字髭は賞賛するように頷いた。
その後、秦玉は尋ねた。「これからどこへ行くつもりだ?私と一緒に行くか、それとも...」
「私は君と一緒には行かないよ」八字髭は秦玉を白い目で見た。
「君は四方に敵を作っている。私は君と関わりたくない」
秦玉は白い目を向けて言った。「真面目な話をしよう。何か計画はあるのか?」
「旅を続けて、考古活動を行う」八字髭は笑みを浮かべて言った。
秦玉は八字髭の肩を叩いて言った。「何か良いものがあったら私のことを忘れないでくれ。私は陰気だけでいい。他は全部君にあげる」