第454章:僕の童貞膜を見て

「何がしたいの?」

「またホテルに連れて行きたいの?」

「死ね、この野郎!」

程幽は気が狂いそうだった。この男はただのチンピラ、チンピラ、チンピラ!

しかも演技が上手くて、両親までも騙されている。ちっ!

「毎日そんな下劣な考えばかり。死んでしまえばいいのに。唐夢穎が今こんな状態なのに、とっくに自殺してるべきでしょ。あなたみたいな人間は、生きてるだけで目障り!」程幽は言葉を選ばず、怒りが爆発した。

容睿は彼女の言葉を聞いて、危険な様子で更に近づき、再び虎の手で彼女の顔を掴んだ。

程幽は彼の怒りを明確に感じ取り、心臓の鼓動が加速した。程幽は少し怖くなってきた。

しかし、これまでの誇りと尊厳が、彼女に頭を下げることを許さなかった。

彼女は程幽、厲司承の最も頼れる助手なのだ。

なぜ容睿のような小物に脅されなければならないのか?

反抗的な目つきを返しながら、程幽は必死に冷静さを保とうとした。

容睿は彼女をしばらく見つめた後、こう言った:「あのアイデアは君からだったって知ってる。ハンターが教えてくれた」

「な...なんのアイデア?」程幽は言葉を発して初めて、自分が彼に怯えて少し吃っているのに気付き、舌を噛み切りたいほど悔しかった。

「江州ヴィラでのあの計画さ。厲司承が立案して、君が改良した。本来なら厲司承は俺をボディーガードたちに差し出すつもりだった。それを止めたのは君だろう?」

程幽はその言葉を聞いて、瞳孔が少し縮み、目が泳ぎ始めた。「あなたが可哀想だっただけよ。唐夢穎みたいな売女に目を曇らされて、結局何も得られないどころか殺されかねない。それじゃあまりにも惨めすぎるでしょ」

「もし本当にあのボディーガードたちにそんなことをされていたら、俺は確実に死んでいただろうな」容睿は彼女の滑らかで白い顎を撫でながら、異常なほど冷静に言った。「どんな男も、そんな扱いを受け入れることはできない。君たち女性が男たちに輪姦されるよりも、もっと受け入れがたいことだと思うよ」

そうだ、確かに酷い...

そうなったら菊の穴が向日葵になっちゃう、これは...

程幽はその光景を想像しただけで背筋が凍った。

「だから、この命は君に救われたようなものだ」容睿は続けた。