第534話 本当に面白くてどうしよう

「まさか、このおばさんは墨夜司のことを知っているのかしら?」

喬綿綿は心の中で気になり、尋ねてみた。「おばさん、あの人のことを知っているんですか?」

「知らないわ」おばさんは憤然とした口調で言った。「でも、きっとろくでもない人間よ」

喬綿綿:「……」

「おばさん、どうしてろくでもない人だと思うんですか?」

「なぜって?未成年者にまで手を出すからに決まってるでしょ!」おばさんは目の前の少女の幼く可愛らしい顔を見て、高校生の娘のことを思い浮かべ、ますます怒りを込めて言った。「あなたはまだ未成年なのに、あの人はあなたを手に入れて、避妊もせずに、緊急避妊薬を買いに来させる。こんなクズ男は、どんなにイケメンでも要らないわ。おばさんの忠告を聞きなさい。すぐに別れなさい。あなたの今の年齢では、勉強が一番大事なの。間違った道に進んじゃダメよ!」