第674章 独自の秘技、他言無用

「解いても何になるというのか?私のこの二つのヒスイの価値は、顧お嬢様の一つにも及ばないのだから」今回は、伍遠平が自ら説明した。

そう言われて、皆は驚きながらも疑問は消え、むしろ顾寧の能力に賞賛の声が上がった。

「顧お嬢様、すごいですね!勝ってしまいました」

「そうそう!さっきまで負けるかと思って、冷や汗をかいていたわ」

「······」

大多数の人々は顾寧の味方だった。彼らにとって顾寧は期待の星であり、彼女が負けそうになった時は緊張したのだ。

そして、顾寧は嫌がらせを受けていたので、大半の人々は嫌がらせをする側を嫌っていた。

ライブ配信では、ファンたちも興奮していた。

「ああああ!顧女神さすが顧女神、やっぱりすごい、敬服敬服」

「そうそう!もう尊敬してしまって、海市にいなければ、すぐにでも顧女神のところに飛んで行くのに」

「もう顧女神に恋してしまった気がする。でも残念ながら、こんな庶民には女神様は似合わないよ!」

「落ち込まないで、次の人生では目を光らせて生まれ変わってね。顧女神になれないなら、せめて顧女神の兄弟姉妹になるべきよ」

「最初のヒスイを解いた時、顧女神が負けるんじゃないかって心配だったよ!」

「上の人、あなただけじゃないわ、私も心配で書き込む勇気もなかったわ」

「······」

「でも、なんかこれって話題作りじゃない?わざと皆の前でヒスイを解いて、注目を集めているように見えるけど」

「話題作りって馬鹿じゃないの、顧女神が今さら話題作りする必要あるの?顧お嬢様はとっくにトップニュースやトレンド入りしてるのに、まだ話題作りが必要だって?頭おかしいんじゃない」

「そうよ、明らかに嫌がらせを受けていて、多くの人が恥をかかされたのに、まだ殴られに来る人がいるなんて、本当に性懲りもない」

「······」

疑問を投げかける人がいれば、大量の反論が返ってきた。顾寧を批判するのは、本当に容易なことではない!

顾寧の熱心なファンたちは、顾寧が勝ったのを見て気分が良くなり、配信者にお礼の投げ銭をした:「配信者さん、お疲れ様です。コーヒーでも飲んでください」

何人もそうしていて、次々と投げ銭が飛び、配信者は喜びで狂喜乱舞するほどだった。