華夏大學コンピューター学部。
于達が入り口に着くと、腕を掴まれ、急いでパソコンの場所へ連れて行かれた。3年生の先輩として、于達は学部内で高い地位にあった。
先日、理由も分からず連行されたが、後に人違いだと分かり、関係なしとして解放された。そのため、みんなも特に気にしていなかった。
今、みんなは于達に望みを託していた。
「先輩、このXに見せつけてやりましょう。私たちコンピューター学部がどれだけ凄いか!」
「そうだ、大口を叩くからだ。自分がどれだけ凄いと思ってるんだ?今Xを見るだけで吐き気がする!」
「こういう奴は、存在感を求めているだけだ。人に怒られないと気が済まないんだ。」
「これはもう華夏大學の問題だけじゃない。華夏まで侮辱してるんだ!これは国の名誉の問題だ!」
「その通り!今夜の戦い、絶対に負けられない!」