第583章 私こそがXだ！！

薛夕：？

彼女は困惑して見回した。自分は何も破綻を見せていないはずなのに、どうして暴露されたのだろう？

それとも、彼らが探しているxは、特殊部門を襲撃した時のXなのか？いや違う、彼らが言っているのは華夏大學のxだから、それは間違いなく自分のことだ。

薛夕はスレッドのタイトルをクリックした。最初に目に入ったのは、骨と皮ばかりの男の写真で、容姿が醜いだけでなく、外国人だった。

Xは学内ネットワークに投稿を上げ、自分の正体を認め、自分は華夏大學の清掃員に過ぎないが、華夏大學の学生たちよりも優れていると言い、華夏大學のコンピュータ学科はゴミの集まりだと主張した！

さらに宣言した：華夏大學で學習するつもりはない、時間の無駄だと。

そして今夜、学校の監視システムのファイアウォールを突破し、全校の監視カメラを確認して、それを公開すると豪語した。

もしそれができれば、彼は華夏のコンピュータ界で第一人者になるという。

この挑発は、あまりにも極端で悪質すぎる！！

教室内の議論の声が一気に高まった：「まさか、私はさっきまでxは風采の良いコンピュータの達人だと思っていたのに！」

「ああああ、私の幻想が崩れた、このxは本当に気持ち悪い！」

「コンピュータ学科の大牛さんたち、絶対に彼を止めて、人としての道を教えてください！！世の中の厳しさを知らしめてください！」

「なんて気持ち悪いxなんだ、まさかこんな人物だったなんて、これは本当に酷すぎる！」

「どうしよう、今xを見るだけで生理的に吐き気がする。」

「外国人だったなんて、しかも華夏を嘲笑うなんて、今夜こそ私たち華夏大學の実力を見せてやろう！コンピュータ学科の先輩たち、早く目覚めてください！あなたたちの出番です！」

「…………」

様々な議論の声が次々と上がった。

教室内の人々の非難や、ネット上の人々の叱責によって、このスレッドはすぐに数千のレスが付いた。

国民には愛国心がある。個人を侮辱するのはまだしも、華夏を侮辱するのは？それは許されない！

みんなが義憤に駆られ、授業が始まって先生が入ってきても、下の学生たちの熱い議論を止めることはできなかった。

薛夕はそのスレッドを見つめ、眉をひそめた。