第129章 1点も上がらない【第11更新】

夏天がとてものんびりしているのを見て、彼を守備していた数人のうち一人だけが残り、他の者は全員他の選手を守備しに行った。

  そのとき、薛川が相手のボールを奪った。

  薛川には守備する者がおらず、この状況を見た夏天を守備していた選手は直接薛川に切り替えた。

  「夏天、ボールだ」薛川は直接夏天にボールを渡した。

  夏天はボールを受け取るとすぐに非常にカジュアルに投げ出し、自分のゴール下で座ったままシュートを打った。

  「頭がおかしいのか」川滬大學のコーチは夏天の行動を見て言った。

  シュッ!

  ノータッチでゴールに入った。

  88:98。

  「これは」今回は全員が唖然とし、信じられない顔で夏天を見た。最初は運だと言えるかもしれないが、2回目はどうだろうか?座ったままノータッチでゴールに入れるなんて。