第135章 お前ら3人を騙し殺す【第5章】

「250万で1回。」

「250万で2回。」

「250万で3回。」

「成立、113番台が盲目オークションの7番目の品物を落札しました。おめでとうございます。」公孫屏が言った。

「結局、損したのか?それとも儲かったのか?」公孫屏はわずかに微笑み、全員の好奇心を再び掻き立てた。この時間帯が一番みんなを興奮させやすいのだ。

これは盲目オークション以来最高額だった。全員が期待を込めて箱を見つめた。今回は一体どんな寶物なのだろうか。

トイレの蓋が密封されたガラスの中に横たわっていた。

「くそったれ。」胡方野は思わず罵声を上げた。彼は崩壊寸前だった。250万でトイレの蓋を買うなんて、このオークションは冗談でもしているのか?

それがトイレの蓋だと分かった瞬間、会場は笑いの渦に包まれた。

さっき100万で落札した人は背中に冷や汗を流した。よかった、彼は早めに手を引いたのだ。さもなければ大変なことになっていただろう。