第419章 手を貸しましょうか

学科長を見かけると、夏天は思わず彼女の足を見てしまう。

看護系の学科長は今日機嫌が悪かった。なぜなら、噂の高校統一試験のトップ、最も授業をサボる優等生が、入学以来一度も授業に出ていなかったのに、今日やっと登校したと思ったら、最初の授業で早くも教師に立たされていたからだ。

彼女はこんな学生を見たことがなかった。しかもこの学生は彼女の足をじっと見つめていた。確かに自分の足は美しく、それは彼女の誇りでもあった。

しかし、このように見つめられるのは、特に自分の学生からは、非常に不愉快なことだった。

「学科長」夏天は学科長を真剣な眼差しで見つめながら尋ねた。「最近、ご親戚が来られたんですか?」

「私の親戚が来ようが来まいが、あなたには関係ないでしょう。問題児ね」学科長は夏天が非常に気に入らなかった。もし彼が統一試験のトップでなければ、とっくに退学処分にしていただろう。

「きっと親戚が来たんですよね。そうでなければ、なぜこんなに機嫌が悪いんですか」夏天は何気なく言った。

学科長はようやく夏天の意図を理解した。夏天が聞いていたのは本当の親戚のことではなく、生理が来ているということだった。「いい度胸じゃないか。学科長まで からかうなんて?立たされて当然よ」

「はぁ!イケメンは嫉妬されるんですね」夏天は天才を妬まれる感覚を覚えた。

「そうそう、イケメンくん。あなたはクラスで唯一の男子学生よね。特別訓練まであと半月もないわ。特訓の前に各クラスで様々な分野の競技があるの。クラスの唯一の男子として、クラスの名誉のために頑張ってほしいわ」学科長は言い終わると、夏天に悪魔のような笑みを向けて、そのまま立ち去った。

学科長のその悪魔のような笑みを見て、夏天は非常に嫌な予感がした。また何か企まれているような気がした。

しかし、江海大學の特別訓練は面白いところもあった。入学一ヶ月後に始まるというのは。

特別訓練は夏天にとって何の困難もなかった。猛虎隊での訓練こそが、夏天が経験した最も過酷なものだった。

猛虎隊に入る前は、自分は玄級の達人だから、そんな訓練など何の困難もないと思っていた。

しかし、猛虎隊の訓練を受けてから分かったことは、部隊の訓練の大部分は意志力と自己規律、悪習を改めることだった。だからこそ、その時期は夏天にとって一生大切な思い出となった。