南区の土地は小さくなく、魔武は3万畝を占め、南区は絶対に5000畝以上を占めている。
このような広大な場所だが、建物は多くない。
他の区域にあるような教学棟や寮棟はない……
南区には、見渡す限りの海岸線の他に、点在する建物がいくつかある。
呂鳳柔はこの時、すでにある大きな建物の前まで歩いてきて、振り返って言った。「ここは武器鍛造所よ!」
「武器鍛造?」
「そう、合金武器の鍛造よ。兵器会社から来るものばかりだと思った?違うわ。大部分は魔武が自給自足しているのよ。
ここでは、武器の鍛造も修理もできるわ。
もちろん、学校のリソースには限りがあるから、学生たち自身のニーズを満たすだけよ。」
魔武の学生は多くないので、魔武の合金武器のほとんどは自分たちで鍛造している。
その中には、学生も指導者も参加している。
製造學院の学生たち、特に上級生はよくここに来て任務をこなしている。
「兵器學院は主戦力、製造學院は後方支援ね。
将来、地下洞窟に入って、チームを組む時は、製造學院の学生を一緒に連れて行くのがいいわ。彼らは主戦力の学生の武器修理などの雑務を処理してくれるから。」
方平は軽くうなずき、目の前の建物を一瞥した。ここは、簡易兵器工場なのだろう。
呂鳳柔は方平を中に連れて行かず、さらに前に進んだ。
すぐに第二の建物が方平の前に現れた。
呂鳳柔は再び口を開いた。「前の1号棟は、武器製造よ。
2号棟は、実はもっと重要なの!
ここは戦争シミュレーション室よ!」
方平は再び疑問の表情を浮かべた。戦争シミュレーション室?
「地下洞窟では、ほとんどすべての科学技術が使えないの。
だから、人類の地下洞窟に対する理解は、少しずつ手探りで進めるしかないわ。
これまでの年月で、人類も地下洞窟入口内部のいくつかの地形、軍事配置、要塞の配置などを把握してきたわ……
この建物の中には、魔都近くの3つの地下洞窟入口内部の地形分布図があるわ。