控室。
西山武大の人々が去ると、方平は真面目な表情になった。
「西山武大との試合は、ただの見せ物だ。魔武が十強に入れば、誰も魔武に挑戦しようとは思わないだろう。
重要なのは私が言った三校だ。みんな、油断するなよ」
「分かっています」
陳文龍は返事をし、少し考えてから尋ねた。「あなたの気血はとても強いですね...」
「まあまあかな」
方平は笑いながら言った。「君たちよりちょっとだけ強いくらいさ...」
陳文龍は言葉を失ったが、特に気にする様子もなく、しばらく考えてから「差し支えなければ...」
「構わないよ、気血は3200カードだ」
方平は即答した!
陳文龍は心を刺されるような感覚はなく、ただ感慨深げに言った。「もしあなたが戦法を高レベルまで修練していれば、私たちは必要ないでしょう。あなた一人で他の19チームを全て倒せるはずです」
これは冗談ではない。
3200カードの気血!
どれほどのものか?
普通の四級最上位武者の気血の限界は約2000カードだ。
二次骨精錬の武者は、少し高くて2400カード以下。
三次骨精錬の武者でも、通常2600カードを超えることはない。
方平はどれくらい?
3200カード!
今回の大会に参加している武者たち、姚成軍たちの気血も弱くはない。王金洋と李寒松の気血は恐らく2600カード前後、あるいはそれ以上だろう。
彼らの体に変異があるため、より強い気血に耐えられるからだ。
しかし3000カードを超えることはないはずだ。陳文龍はそう確信していた。なぜなら、本当に3000カードを超えていれば、李寒松がランキング戦をした時に分かったはずだから。
方平の気血は彼らよりもはるかに高く、さらに3000カードの限界を突破している。
これは、方平の気血の強度が彼らよりもかなり高いことを意味している。
方平は精神力が強く、体質も強い。武器に関しても、方平は武器を変えたが、決して弱くはない。
もし方平が戦法を深く修練していれば、気血の回復が早いという利点と合わせて、一人で19チームを倒すことも誇張ではない。
方平は首を振って言った。「あいつらを甘く見るな。俺は天才だが、あいつらも弱くない。それに、この段階に長くいるんだ。