第381章 私に金持ち自慢するな(末末末末丶盟主様に捧ぐ増し分1/3)

南江地窟全体が混乱し始めていた。

高級武者たちの戦い、それは当然のことだった。

しかし巨柳城の外で、三人の盗賊が民間の武道家たちを狂ったように殺戮し、その情報が次々と城内に伝わってきた。

大量の巨柳神衛が出動を開始し、これらの畜生どもを必ず殺さねばならない!

それだけではなく、これらの盗賊以外にも、八品の強者が近隣の町の武道家たちを狂ったように殺戮していた。

やむを得ず、元々白堊城を警戒していた数名の強者たちが呼び戻され、その強者を包囲殺害しに向かった。

この火が消えないうちに、別の場所では七級の者が現れ、巨柳神衛への奇襲を開始した。

王城全体が風前の灯火のような状態となった。

守護神がいなければ、おそらくとっくに混乱に陥っていただろう。

巨柳城だけでなく、巨松城の強者たちも大規模な出動を始めた。しかし教訓を得て、巨松城は今や厳重な警備体制を敷き、誰かが城内に潜入することを恐れていた。

彼らは通路からまだ遠く、今のところ完全に戦争の泥沼に陥ることは望んでいなかった。

……

これらすべてのことを、方平は知らなかった。

彼が知っていたのは、巨柳城内から大量の神衛が出城し、高級強者たちも次々と外へ飛んでいったことだけだった。

しばらく待っていると、空にいた高級強者は一人もいなくなった。

巨柳城全体も、少し混乱し始めているように見えた。

高級強者たちの相次ぐ離去は、王城の人々の心を不安にさせていた。

以前、尊者が殺され、統率者が戦死し、大量の戦將が命を落とした。

もし適時に慰撫できれば、すぐに乗り越えられただろう。

しかしこちらが落ち着く前に、王城に侵入者が現れ、再び大きな損失を被り、多くの民衆が殺された。これで王城の人心は乱れ始めた。

それだけではなく、柳王が戻ってきたばかりのところ、すぐに城外で誰かが巨柳神衛を殺害し、さらに町や村を殺戮する者も現れた。

これらすべての出来事が、戦争を経験したばかりの巨柳城を混乱させていた。

次々と起こる異変は、人々の心を不安定にさせていた。

……

そして方平たちの知らないところで。

遥か遠くの中央山脈の中で。

数道の強烈な気配が瞬時に立ち昇った!

南九域の異変を、誰かが察知したのだ。

「帰れ!」