12月27日、呂鳳柔は精血合一を達成した。
この知らせは、外部には漏らされなかった。
宗師境に達していない以上、方平はそれを公表する必要はないと考え、呂鳳柔が七級に到達してから発表することにした。
精神力が900ヘクを超える呂鳳柔は、気血円満を達成し、恐らく3、5ヶ月以内に正式に七級の強者となるだろう。
……
12月28日。
趙雪梅が株式贈与契約書を持ってきた。
「100株?」
方平は呆然としていた。どういうことだ?
こんなに少ないのか?
呂鳳柔が趙雪梅に株式贈与契約書を持ってこさせたことには驚かなかった。呂鳳柔はそういう性格だから。
方平が驚いたのは、呂鳳柔が丹藥會社に持っている株式がこんなに少ないということだった。
丹藥會社は上場していない。このような独占企業は、上場する必要もない。
しかし100株というのは少なすぎる。呂鳳柔の父親が宗師の身分であることを考えると、釣り合わない。
趙雪梅は複雑な表情で説明した。「あなたは丹藥會社の状況を知らないでしょう?丹藥會社は設立以来、数回の増資を経て、現在の発行済株式総数はわずか20万株です。
そして丹藥會社の実際の価値は、恐らく10兆円を超えています!」
そう、10兆円だ!
それほど恐ろしい規模なのだ!
丹藥會社は利益率が非常に高く、独占企業であり、毎年の売上高は天文学的な数字になる。
一株あたりの価値は、恐らく5000万円を下回らない!
丹藥會社はそれほど多くの株式を外部に放出していない。一株の価値がこれほど高いため、株式を保有している人々も誰も売ろうとはしない。
実際、売るのも難しい。実力のある者は必要としないし、実力の弱い者は、売買が丹藥會社の承認を得られるとは限らない。
贈与なら、いくつかの問題を回避できる。
100株の価値は、恐らく50億円を下回らない。
呂鳳柔は毎年丹藥會社から配当金を受け取っており、1億円を下回ることはない!
これは最低限の場合で、良い年には、数億円の配当金を受け取ることもある。
利益は極めて大きい!
方平は唾を飲み込んだ。「こんなに価値があるのか?」
100株で50億円の価値、呂さんは本気なのか?
彼は以前500グラム入れたと言ったが、実際にはそんなにない。200グラムが限度だった。