1月20日。
方平の判断通り、この日、華國は六品ランキングを公開した。
これで、全等級のランキングが揃った。
五品ランキングには、方平はランク入りしなかったが、彼はあまり気にせず、関心を示さなかった。
しかし六品ランキングでは、魔武から何人かがランク入りした。
中低級ランキングは、高級とは異なり、上位100位までしか表示されない。
そして魔武からは、今回多くの人がランク入りした。
唐峰は、六品ランキング第6位。
呂鳳柔は、第8位。
羅一川は、第37位。
魔都地窟を守る六品絶頂の丸顔の老人、張建红も64位にランクインした。
魔武では李じいさんを除いて、現在六品絶頂は6人しかおらず、4人がランク入りした。
文學部と製造學院の二人の絶頂強者は、ランク入りできなかった。
これは、六品絶頂強者が百人以上いることを意味している。
唐峰が6位、呂鳳柔が8位というのは、方平にとってもやや疑問だった。
呂鳳柔の精血合一の件は、教育部に報告されていた。
しかしそれでも、唐峰のランキングが呂鳳柔より上位なのは、明らかに政府がランキングを作成する際、唐峰が精血合一後の呂鳳柔より強いと判断したということだ。
それはありえるのか?
以前、李じいさんは唐峰が呂鳳柔より強いと言っていた。精血合一がなくても、唐峰は六品の上位に入れるとも。
今、ランキングを作成した強者たちも、明らかにそう考えているようだ。
大ライオンは、本当にそれほど強いのか?
4人が六品百強ランキングに入り、2人が上位10位以内に入ったことで、魔武は今回、トップスクールの実力を示したと言える。
六品ランキングでは、京武も4人がランク入りしたが、上位10位以内に入ったのは1人だけだった。
しかもランキングは高くなく、第9位だった。
傅昌鼎の祖父である傅國盛もランク入りしたが、あまり上位ではなく、羅一川よりも低い48位だった。
もちろん、百強に入れたということは、傅昌鼎の祖父の実力も弱くないということだ。
そして六品ランキングで、唐峰の前にいる数人について、方平はほとんど名前を聞いたことがなく、おそらく古いものレベルの存在だろう。
軍部から2人、宗派界から1人、他の2人は名前だけで所属が記されておらず、これは自由武士で、どの組織にも所属していないことを示している。
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