第464章 勝負は重要ではない、気にするな(方雲曦盟主のために加更3/3)

方平が歩み出した瞬間。

グラウンドの四方から、魔武に響き渡る叫び声が突然上がった!

「部長無敵!」

「無敵!」

「……」

歓声が喧騒となり、これらの人々の対決は魔武學校内で行われ、外部には通知されていなかったが、戦いが始まると壮大な光景となり、この時、場外にはすでに無数の学生が集まっていた。

方平が歩み出るのを見て……

本心からであれ、お世辞であれ、とりあえず声を上げておこう。さもなければ部長が彼らがここにいることを知って、応援しなかったことで単位を減らされたらどうするか?

方平は軽く四方に頷き、朗々と言った:「皆さん、これは切磋琢磨に過ぎません。騒がないでください。先輩たちに我が魔武を軽く見られないようにしましょう!」

言葉が落ちると、場は静まり返った。

方平の威厳が、一目瞭然だった。

方平は口ではそう言いながらも、心の中では後でもう少し福利を配るべきかどうか考えていた。

見てみろ、これが衆望所帰というものだ。

見てみろ、これが威望服衆というものだ!

秦鳳青たちは、登場した時にこんな待遇があったか?

対面では、鄭南齊が厳しい表情を浮かべていた。

他のことは言わないが、この人気だけでも……武大第一人は確かに名不虚伝だ!

方平がこのような名声を得られるのは、実力が劣っているはずがない。

武大側は四人が出場し、全員が極めて強い……あのはげ頭は少し弱く、唯一負けた人物だ。

そして後になるほど強くなり、方平が最後を締めくくるということは、恐らく予想以上に強いのだろう。

鄭南奇は厳しい表情を浮かべ、方平は軽く笑いながら言った:「鄭先輩、舞台に上がったからには、昨日も言ったように、私は全力を尽くします。鄭先輩も手加減しないでくださいね。」

「もちろんだ!」

方平は颯爽と自若に、腰の刀を軽く撫で、軽く笑いながら言った:「それでは、刀を抜きますよ!」

主席台から、李じいさんが突然軽く咳をして言った:「方平、彼らはお客さんだ。平亂刀は使わないでおけ。」

方平はそれを聞いて考え、頷いて言った:「では……」

鄭南奇は侮辱されたように感じ、顔色が一瞬で変わり、沈んだ声で言った:「方弟子、全力を尽くすと言ったからには、そのようなことはやめてください!」