第529章 恩を知り恩に報いる、我が方平のみ

政府が借りた1600億は、これだけのものと交換されたので、返済されたと言えるだろう。

方平は実際のところ満足していた。

交換されたものはそれほど多くないように感じたが、これらのものは本当にお金では買えないものだった。政府が本当にオークションを開催したら、これらのものは1600億どころか……

李振が自ら創り出した本源の絶技一冊を、世界中に販売したら、一部の国の強者たちは数万億を出すことさえあり得るだろう。

絕頂への道を研究できるのだ!

本源の絶技は本源の道に少し触れているだけだが、絕頂への道は本当に人々が垂涎するものだ。

「天金蓮の一片、月冥草10株、蘊神の実50個、塑脈花100輪、百錬果100個、それに『破空劍訣』……」

周司令官はこれらを記録し、続けて言った。「今は持ってきていないが、3日以内に人を手配して届けさせる。方平、これは君自身のものだし、命の精華と交換したものだが、これらのものはむやみに消費しないほうがいい。

多くのものは、使えば使うほど減っていき、使い切ったらもうないんだ。

それに、これらを大量に服用しても、武道にはそれほど大きな利益はない。

鎮星城のほうでは、君も知っているように、彼らの武士たちは多くの天然の宝物を服用するが、それが精血合一境界に入った後、道を進むのが難しくなる原因にもなっている。」

方平は頷いて言った。「わかっています、司令官ご安心を、絶対に使うべきところに使います。」

「それが一番だ。」

周司令官は言い終わると立ち去ろうとした。方平はそれを見て急いで言った。「司令官、部長、もう行かれるのですか?」

「他に用事が……」

「そうではなくて!」

方平はすぐに言った。「まだ叙勲式を行っていませんよ。私は將軍になり、護國勳章も受けたのですから、何らかの形で重視を示すべきではないですか?こんな風に内々に渡されたら、軍部の將軍がキャベツのように安っぽくなってしまいますよ?」

方平は言い終わると、すぐに言った。「司令官と部長は少しお待ちください、すぐに全校の教師と学生を集めて叙勲式に参加させます……」

周司令官と王部長は呆然としていた!

この小僧は……本当にやるな!

……

1時間後。

魔武大講堂。

方平は軍服を着て、將軍の制服を身にまとい、厳粛な表情をしていた。