第531章 宗師たちよ、震えろ!(月票を求めて加更!)

方平たちが閉関して出てこないと、世界は平和だ。

宗師たちはみな控えめだ。

年配の武者たちも控えめだ。

頭角を現した若者たちが騒ぎを起こさなくなると、本当に極限まで静かになり、一時、宗師たちさえも少し静かすぎると感じていた。

この二年間、この数人の若者たちは多くの騒動を起こし、毎回武道界に波紋を広げていた。

今は全員姿を消し、宗師たちはかえって退屈に感じ始めていた。

……

同時に。

10年の武科試験が正式に始まった!

今年は、歴代で最も応募者数が多い一回だ!

全国各地で、武科試験の応募者数は2700万人にも達した!

10年の制度改革により、在学中の文科生全員が武科を受験できるようになり、高校1年生や2年生でも条件を満たせば受験可能となった。本来なら3000万人を大きく超えていたが、最終的に政治審査の段階でいくらかの人が除外された。

今年は様々な条件が緩和されたが、学生に対する政治審査は厳しくなった。

2700万人の武科試験大軍が、武科試験開始時に全国各地で、至る所に受験生があふれていた。

魔武付属中学も、その試験会場の一つだった。

……

魔武付属中学。

気血検査室。

試験官は目の前の丸顔の女子学生を見て、笑顔で言った。「方圓さん、狂刀將軍は今回来なかったのですか?」

方圓は少し驚いた後、すぐに満面の笑みで答えた。「先生、私のことをご存知なんですか?」

「私は華師の指導者で、以前魔武の宗師宴に行ったことがあるから、もちろん知っていますよ。」

方圓の丸い顔はさらに丸く笑った。急いで言った。「先生、兄は来ていません。でも彼は武科試験は私が絶対に合格すると言っていました。来ても来なくても同じだと。」

そう言いながら、方圓は再び嬉しそうに笑って言った。「先生、華師も十大名門校の一つですよね。もし私が魔武に落ちたら、華師に行けますか?」

試験官は満面の笑みで言った。「あなたはすでに正式武者なのに、どうして落ちる可能性があるでしょうか…」

方圓は笑いながら言った。「心配なだけです。今年は受験者が多すぎるので。先生、私は華師に行けますか?」

「もちろん…」

試験官は考えるまでもなく答えた。冗談じゃない、これは正式武者だ。

しかも二次骨強化を済ませた正式武者!

今年数千万人が受験しても、方圓より強い者はほとんどいない。